るいらいふ

40代主婦のライフログ

「SUNNY 強い気持ち・強い愛」結局一番強いのは…?

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SUNNY 強い気持ち・強い愛

 

韓国で公開された映画「サニー永遠の仲間たち」を、90年代のコギャルブームをモチーフにリメイクした作品です。

 

わたくし、世代的にはぴったりハマってまして、音楽や服装に「あ~、こういう感じだったわ~」と懐かしさを覚えつつも、メインである「コギャル文化」とは縁遠い私だったので、当時コギャルを楽しんでいた人ならもっと共感できる部分は多いかもしれません。
 
仲間!友情!絆!一緒にいるだけで楽しい!でも時には喧嘩したり、せつない恋もあったり…青春てこんな感じ?って要素がたくさん詰まってます。
 
こういうの、男の子同士ならありそうだけど、女の子同士だとどうなんだろう?と疑問に思いつつも、楽しく鑑賞できました。
 

あらすじ 

主人公、奈美は病院でかつての親友、芹香と再会。末期のがんで余命わずかということを知る。
そんな芹香の願いは、かつての仲良しグループ「SUNNY」のメンバーに会いたいということ。
それを叶えるべく、奈美は奔走するが、20年ぶりに再会した仲間はそれぞれ複雑な事情を抱えていた。
 
 

ネタバレ感想

そりゃあ20年ぶりの再会となれば、当時のままとはいかない人も出てくるのは当然。
 
独身か既婚か。子どもの有無、仕事、体調etc…
女性にとって特に結婚と出産は、ライフスタイルに与える影響が大きい。
男性は、家事の負担が増えるわけではないし(協力的な人ももちろんいますけどね)、出産による体のダメージもないし、わりと「そのまま」で生きていけると思うんです。
 
だから久しぶりに会うと背景がわからず、どこに地雷があるかわからないし、どう接したらいいか躊躇してしまう。
 
それでも気の合う仲間同士なら、ブランクもすぐに埋まって…
よほど人間的に変わっていなければ、また仲良くなれる…??
 
仲良しグループ「SUNNY」のいわゆる「勝ち組」は、奈美(篠原涼子)と芹香(板谷由夏)。
裕子(小池栄子)もお金持ちと結婚してセレブになったけど、結局浮気されて離婚するはめになってしまったので、やはり専業主婦で安定している奈美と、事業で成功している芹香の二人でしょう。
 

現実は甘くない、経済格差を見せつけられたラスト

 

専業主婦でも自由に使えるお金がある奈美
仲間を探すために興信所へ依頼したり(看板に激安と書いてはあったけど…)、仲間の一人が務めるスナックを貸し切ったりするシーンを見て余裕あるな~と思った。

いわゆるへそくりを使ったのかもだけどね。

 
富裕層の仲間入りを果たした芹香が最後にしたこと
芹香は序盤から「経営者として成功している」というシーンはあったけれど、何と言ってもそのパワーをふるまったのはラストシーン。
 
宣告通り、この世を去った芹香でしたが、遺言書には仲間の窮地を救ったことが書かれていました。
 
かつて美容室を営んでいたものの閉店に追い込まれ、アルコール中毒になり、借金返済のためスナックでいやいや働いていた心(ともさかりえ)に、かつての自分の住まいを与え、新たに美容室を開く資金まで提供してあげたのと、ブラックな不動産営業の仕事で成績不振だった梅(渡辺直美)のためにビルを一棟購入したこと。
新聞にコギャル時代の写真を一面広告として載せ「SUNNY再結成」を呼びかけたこと。
 

トータルいくら使ったんだろう!?

 
結局お金!
強いおーかーねー♪と、替え歌歌いたくなるラストでしたが、嫌いじゃないです。だってお金はすべてではないけど大事ですもん。
40年も生きてればそんなこと身に染みてわかってるはず。
 
性格的には合う部分があっても、経済的に合わなくなって疎遠になるパターンはありますよね。例えば遊びに行くにしても、ごはん食べに行くにしても、高校生の頃も多少は差はあったとはいえ、大人になってからのほうがその差は大きいはず。
 
とりあえず、残った仲間みんな同じくらいの経済的余裕は持ったはずなので、そのままうまくいけばまた仲間としてやっていけるのかな?と思えました。
 

キャスティングの素晴らしさ

大人時代と、高校生時代の配役がばっちりで、どのメンバーも納得!
板谷由夏は、真木よう子が降板したため抜擢されたようですが、どちらが演じてもハマってたんじゃないでしょうか。
池田エライザは、大人になってからの役も本人が演じていましたが、美魔女的な感じでよかったです。
クールな役が似合いますね。魅力が際立ってました!
 
そして富田望生!今後の活躍が気になる女優さんですね。
名バイプレイヤーとして重宝されそう!