筋トレに挫折した4つの原因!
私は過去に、自重トレーニングに取り組んで失敗した経験があります。
その理由は4つ。
①筋肉痛がずっと治らなかった
②便秘になった
③がっつり取り組もうとし過ぎた
④食事管理をしていなかった
挫折してから1年半、原因を調べた後、再開。現在3週間くらい経ったところです。
そして必要なものは時間でもモチベーションでもなく私の場合は「鉄分」だとわかりました。
ではまず4つの要因を1つずつ検証していきますね。
同じような悩みをもっている方の参考になれば幸いです!
筋肉痛がずっと治らなかった
どのくらい治らなかったかというと、2週間以上はかかったと思います。
当時行っていたのは、自重トレーニングを週3日ほど。
メニューはアプリをもとに、全身まんべんなく鍛えられる構成で、下半身だけ、上半身だけに偏った内容ではありません。
普通は3、4日もすれば良くなってくると思うのですが、ストレッチをしても、トレーニングを休んで様子を見てみてもなかなか足のだるさも取れず、疲労感が続きました。
筋肉痛の時は無理してトレーニングをしなくていいと知り、様子を見ているうちに、やる気も起きなくなり…と、どんどん筋トレが、重荷になっていきました。
便秘になった
そして便秘も発生。
トレーニングを始める前は快便でしたが、始めてからいつの間にか、いきんでも出ないことが多くなり、腹痛に悩まされました。
どうやら筋トレは交感神経*の働きを優位にするので、腸の動きが悪くなりがちとのこと。* 交感神経は興奮や緊張に関係した神経です
筋トレ後はストレッチでクールダウン!
緊張状態からリラックスモードに切り替えるんだね。
ただ、ストレッチは行っていたので、原因はこれだけではなく、食事にもあったことがわかりました。
がっつり取り組もうとし過ぎた
運動をほぼしてこなかった人間がいきなり筋トレメニューをしっかりこなそうと思っても無理です。
自重メニューはアプリが提示してくれたものをやっていたのですが、どんどんハードになっていくにもかかわらず、当時は無理して付いていこうとしていました。
追い込まないと!とも思っていましたね。
今思えばもう少しマイペースに取り組んでもよかったなと思うのですが…。
フォームもおぼつかず、合っているのかわからないまま新しい動きに取り組む…。
結果、きっちり効果的な動きはできていなかったように思います。
なぜ筋肉痛が長引き、便秘に?
原因は鉄不足による「貧血」でした。
実は筋トレを始める前から、2年間くらい口角炎を患っていて、皮膚科へ行ってビタミン剤をもらったのですが改善せず、そのまま放置してたんです…。
でもやっぱりこのままではいけないと思い、今度は口腔外科を受診。
そこで血液検査も行ったところ、見事に鉄の数値が低く出ていて「鉄欠乏性貧血」と診断されたのです。(ちなみにこの頃は筋トレから離脱してました)
そして処方された鉄剤を飲み続けると1週間ほどで口角炎は収まり、さらに1か月後には数値も回復傾向に。
それでもすぐ薬を止めると再発してしまう恐れがあるとのことで、9か月経った現在も継続して飲み続けています。
振り返ってみるとこんな感じだったのかも。
もともと貧血があった
↓
筋トレで更に悪化
↓
貧血の症状の一つでもある便秘発症?&肉食(たんぱく質に偏った食事)も関係?
↓
貧血だから筋肉痛も治りにくい
という負のスパイラルに陥っていたのではないかと…。
身体を動かすと鉄分もそれだけ消費するということを、貧血と診断されてから初めて知りました。
ただでさえ鉄不足になりやすい女性は特に注意が必要ですね。
鉄だけでなく、全体的な栄養バランスが重要なのは言うまでもありません。
そしてもし貧血が心配な方は、安易にサプリに手を出すよりも、病院で検査してもらったほうがいいと思います。
私は結構重めの貧血だったことがわかり、食べ物から摂るだけでは回復が難しいと言われました。←こういうのは検査しないとわからないですからね。口角炎が貧血の症状の一つというのも知りませんでしたし。
自覚のない「隠れ貧血」というのもあるんだって。
食事管理をしていなかった
先ほども少し触れましたが、食事のことをあまり考えずトレーニングしていたんですね。
とりあえずタンパク質を摂ればいいんでしょ~と、肉メインの食事を多くしていました。
これが便秘にも良くなかったし、第一貧血で鉄不足だから、鉄を補給しないと筋肉も付きにくいのに、ほとんど食事のことは考えていませんでした。
身体を動かしていれば筋肉は付くと思っていましたからね。
それでも貧血じゃなかったら、もう少し結果は出ていたかもしれませんが、
3か月ほど取り組んでいたにも関わらず、ほとんど筋肉は付きませんでした。
(後半は身体が辛くてぐだぐだだったので効果的にできていなかったでしょうし)
この経験から学んだこと
ダイエットでも筋トレでも、自分の健康状態をよく見ながら取り組むことが大事!
わかっていても夢中になると大丈夫と思いがち。
体調に変化が現れたり、効果が出にくいときは調べなおしてみる。
トレーニング再開から3週間ほど経った現在、少しずつ身体が引き締まってきているのがわかります。
メニューは、何種類も一気に始めようとせず、シンプルにスクワットのみ。
スクワットのやり方も、いろんな人の解説を見て、取り入れています。
まだまだ手探りの部分もありますが、これからも慎重に取り組んでいきたいですね!
参考サイト
それはやっちゃダメ!ストレス性便秘の意外なNG|WOMAN SMART|NIKKEI STYLE
運動に鉄分はなぜ必要か。ヘム鉄で効率的に吸収しよう | POWER PRODUCTION MAGAZINE(パワープロダクションマガジン)