シニアブロガー、りっつんさんの本「未亡人26年生が教える心地よいひとり暮らし」を読みました。
りっつんさんは59歳の時に息子さんに進められてブログを書き始め、このたび書籍化までたどり着いたとのこと。
愛猫とのお話や、趣味のことなど、ブログに書いてある内容に加え、具体的な老後のお金のことなども書かれています。
りっつんさんの存在は「お金の大学」著者である両さんの動画で知りました。
最初はブログのURLもわからず、ただ「60代のブロガーさんで、収益を得ている人がいる」という情報のみ。
「いくつになっても遅すぎることはない」という好例で紹介されていたんです。
そこからずっとどんなブログなんだろう~と気になっていたところ、書籍化のニュースを知り、即予約しました!
「自分のこと」って、育児をしているといつの間にか忘れてしまいそうになる。
いつの間にか、食べたいものも、行きたいところも子ども優先になり…、
子どもが生まれる前、もっと遡って独身の時はどうだった?
子育てがひと段落したら「自分自身」と向き合う時間が増えてきます。
子育て卒業後、自由を謳歌している方を見つけると「未来の私だ!」と前のめりになってしまいます(笑)
私は一人暮らしをしたことが一度もないまま結婚したので、朝から晩まで一日中家で一人という経験はほとんどありません。
ですので「孤独」を感じたこともなく、実際一人暮らしをすることになったらどうなるのか想像がつきません。
今のところゆっくり自由な時間を過ごせる!と楽観視していますが、それが何十年も続くとしたら…暇で孤独でつまらなくなってしまうのか…?
このことについて著者であるりっつんさんはこう記しています。
「ひまと孤独の違い」ひまで退屈で物足りない気分になると、ふと寂しくなる。でもこれは一人暮らしでなくてもよくあること。ひまで感じる寂しさと、孤独であることは違うのです。孤独とは、他の人々との接触・関係・連絡がない状態を指します。ほかの人というだけで、誰とは特定しません。自分以外の誰かであれば、身内でなくてもいいのです。息子たちとも頻繁に連絡を取り合っています。すぐには会えない距離に住んでいるけれども、LINEで時々近況報告をし合う友だちも何人かいます。「未亡人26年生が教える心地よいひとり暮らし 150~151ページより一部抜粋」
友だちの少ない私でも少なくとも家族はいる。
今のところ、子供たちとの関係も良好なので、連絡取り合うくらいはするはず。
親戚、家族、友人、誰も連絡する相手がいない、というのが本当の「孤独」
それは想像しただけで恐いですね…。
健康に不安がある場合はなおさらです。
いろいろと一人暮らしに想像を膨らませますが、もしかしたらこのまま一人暮らしの経験をすることなく、人生を終える可能性もあるんですよね。
病気、事故など、何がいつ自分の身に降りかかるかわかりません。
余談ですが、この本をテーブルに置いていたら夫にちょっと驚かれました。
「俺まだいるけど?」
「未亡人になりたいの?」
いや、そういうことじゃないんだけどね…
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